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(旅行記)とんぺいくさまくら 26

Kusamakura

The Pantanal, Brazil

遥かなるパンタナール(ブラジル)  

    August 11- 24, 2016                   森谷 東平  Tohei Moritani

はじめに

南米に世界最大の熱帯性湿原がある。それはアマゾンではなくパン
タナールと呼ばれる地域でブラジル、ボリビア、パラグアイにまた
がり、その広さは日本の本州と同程度という広大な湿原である(Map-01)。
その自然豊かな土地に遊んだ。

ブラジルといえば日本人最大の移民国である。日本人移民は、サン
パウロ市から西北方向の奥地を中心に開拓をした。その地域の町の
一つであるドラセナDracenaに知人を訪ねた。

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Map-02は、今回旅行した全体図である。サンパウロから空路ドラ
セナ近くの空港に飛び、ドラセナからバスを乗り継いでカンポグラ
ンデからパンタナール内のホテルであるジャングルロッジへ。

片道14時間以上のバスの旅で、窓から延々と広がる耕地と荒野に
ブラジルの広大さをいやというほど感じた。

 

 

 

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Map-1

Map-2

Map-03は、パンタナールで活動した地域の全体図である。活動は、トラックサファリ、ボートサファリ、乗馬サファリ、徒歩による探索、カヌー、水泳、釣りなどである。

Map-04~06は、ホテル(Jungle Lodge)とボートサファリをした地域の地図を示している。Jungle Lodgeからは川の上流(右下)へボートで行き、Map-06で示す支流に入った。この支流は流れが穏やかでいろいろな動物を観察することができた。

Map-04 Map3
     

Hotel, "Jungle Lodge" from the river

ホテル、今年新築開業したそうで、食事もおいしい。

00

Boat Safari

Guide: Pavian (左後ろの男性)英語が上手、親切で愛嬌がある。活動の良きリーダー。

Boating

Morning of the Pantanal

パンタナールの朝(ビデオ)

01video

Anhinga

へびう

02

Macaw

コンゴウインコ

ブラジル人はAraraアララと呼ぶ

03

Anhinga

ヘビウ

04
  05

Black-collard Hawk

タカ

6

Caiman

ワニ

7
Caiman 8

Truck Safari

トラックサファリ(ビデオ)

9video

Heron

サギ

10

Large Billed Terns

アジサシ

11

Jabir-Stork

コウノトリと取り巻きたち

Jabir-Stork

コウノトリ

いつ見ても仲良くつがいでいる。餌はいつ取りに行くのかな?

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Ibis

トキ

日本のトキの方がずっと美しいが.....

14

Boat Safari

ボートサファリ(ビデオ)

15video

Rhea

ダチョウの仲間。オセアニア以外にもいるのに驚いた。

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Kingfisher

カワセミ

ここではごく普通に見られる。均整がとれ愛嬌のある’姿が魅力的だ。

17
Kingfisher 18

Caiman

ワニ

悠々と日向ぼっこをしている。今回見た最大のワニ

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Caiman

あの牙で何を食べるのだろうか

20
Caiman & Human 21

Caiman

ワニ(ビデオ』

22video
Kingfisher 23

Capybara

カピバラは世界一大きい「ネズミ」

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Capybaras & a bird

カピバラのそばに小鳥がいる。このような光景をよく見た。「共生」関係にあるのかな。

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Egrets

シラサギ

26

Sunrise

パンタナールの日の出。日章旗のように見える。

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Pantanal in the morning

--- A large flock of egrets


パンタナールの朝

ーシラサギの群れ

whitebirds

Horse Riding

乗馬サファリ(ビデオ)

HorseRidingvideo
Kingfisher 28

Chckenbird

毎朝、姿が見えないこの鳥の甲高い鳴き声で目が覚めた。(ビデオ)

29video
  30
Caiman 31

Taco-Toucan

オニオオハシ

顔より大きいくちばしが素晴らしい。一人でハイキングをしたとき出会った。

 

32

Taco-Toucans

3羽のオニオオハシ

33

Coati

ハナグマ(ビデオ)

アライグマの仲間、我々がそばに行っても意に介さずゆっくり移動。

34video

Woodpecker

キツツキ

白髪のまんまる頭には潔さを感じて共感を覚える。

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Crested Caracara

カラカラ

Eagle ワシの仲間 図鑑によるとこうして地上にいることが多いという。一人でハイキングしている時に見た。

36

Black collared Hawk

タカ

38

Cocoi Heron

サギ

39

Large Billed Terns

アジサシ

40

"Banbi"

小鹿

41video

Heron

巣の材料運びだろうか

42
Kingfisher 44ee

Egret

シラサギ

aa

Monkey

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Monkey - jumping

なかなか素顔を見せてくれない。ジャンプは今回初めて見て撮影に成功。

45

Cocoi Heron

サギ

46

Cocoi Heron

サギ

飛ぶ姿と景色が入った会心のショット

47
Cocoi Heron 48

Cormorant

49

Cormorants

50

Black Vulture

ハゲワシ

vulture
Egret 50
Cocoi Heron 52

Macaw

ブラジル人はAraraアララと呼ぶ(枝の上の二羽)

arara
釣り、ピラニアPyranhyを釣り上げた。 ピラニアは人を攻撃して食べると聞いていたがこの川で水泳をしたが無事だった。 pyranha

Sunset from the bridge

夕日

sunset

一緒に活動を共にした人々

左から
Angela - ドイツ人(ミュンヘンの化学の先生)
二人 ー スイス人の姉妹
Hannah - ドイツ人(ボン)
Chris - ドイツ人 (パリに住む薬学の研究者)
Fieke - ニュージーランドに住むオランダ人
Ben  -      同上

 

皆と自己紹介をしあっている時、自分は物理の教師で、「空はなぜ青いか、夕日はなぜ赤いか、を学校で教えているんだ」と言った。その翌日Angelaがきて「空が青い理由を教えてください」と。さすがは理科の先生だ。

7Friends 
ホテルの人々

owner           Emily 
ホテルのオーナー(ニックネームがJapo-日本人に似ているからと)Emily(職員、生粋のイギリス人で写真家、多分夏休みのアルバイトだろう)   

   

A Farewell Shot

お別れの撮影

Farewell
私、Angela、Chris、一番右の男性はイギリス人で軍勤務

   

 

Dracena, Sao Paulo

日本人のブラジル移民

ドラセナの町の中心部に日本人が作った公園がある。そこで、「ブラジル日本移民百周年記念碑」を見る。移民開始が1908年であり、2008年に作られたものであろう。

ドラセナ鉄道駅に行く。多くの移民を乗せたであろう鉄道も現在は廃線となっている。飛行機、バス、乗用車がそれに代わっている。

Imin station

ドラセナの町

日本の地方の町と変わらない風景だ。遠くにカソリックの立派な教会が建つ。

住宅は、門は頑丈で塀の上に電線を配して、窓には鉄格子があり、猛犬が番をしている。一見して防犯に注意深く配慮していることがわかる。平和に見える町も凶悪な犯罪と隣り合わせであるという。根底には、麻薬の蔓延があり、良家の子女でさえ麻薬欲しさに悪に走ることがあるということだ。

street house

町で一番大きいスーパーはIKEDA。日系人の経営であろう。日系人は商業でも成功をした人が多く、政治家、法曹界にも進出し、ブラジル社会で尊敬を受けている。誇りに思う。

IKEDAスーパーの日本食品売り場には、わさび、干し椎茸、日本酒などがあった。

super super2

ポスターは、IKEDAスーパーに貼ってあったもので、9月中旬に日系移民が主催するお祭り。

人種と言語

ドラセナの人種構成の詳しいことはわからないが、イタリヤ系住民が主体であるようだ。英語が通じるところはない。大学出のインテリでも英語を話す人は極めて少ないようだ。

日系移民一世、二世は日本語を話す人もいるが、二世〜三世はブラジル社会に完全に溶け込み日本語を話さない方が多い。

Fest

ブラジル旅行について

 

言葉 

サンパウロ空港やバスの主要駅などの公共の場所でも全てポルトガル語表示で英語の併記はなかった。
空港の放送も英語はない。
空港職員でも英語を話す人には出会わなかった。要するにここではポルトガル語ができなければなにも
わからない。iPhoneの英伯辞書は伯文を読み上げてくれる機能があるので、それを真似して話しかけたが、
結構通じた。発音は日本人には難しくない。
ブラジルについてすぐは、言葉の問題で、突然「ツンボで文盲」の境遇になった。しかしこのような言葉
の不便は旅の楽しみである。パンタナールでヨーロッパ人に会いまともに会話ができてホッとしたが。

交通機関

鉄道はあまり利用価値がないようだ。バスが便利である。長距離バスはトイレ、WiFi、リクライニング、
エアコン、などの設備が良く快適ということだ。しかし、最初の夜行バスで暗闇の中さぐりあてたトイレ
の照明とドアの調子が悪かった。帰りのバスでは、時々停まる駅で必ずトイレに行くようにした。

物価

食料品、レストランの食事代、ホテルの宿泊などは安い。一方、家庭電気製品などは驚くほど高い。
例えば、AppleのiPhone6はR4300(=$1430)であり、アメリカの価格の2倍以上である。詳しくは
わからないが、消費税などの税負担が大きい。

貨幣

これまで訪れたラテンアメリカ諸国ではアメリカドルが通用したのにブラジルでは通用しないようだ。
田舎町では両替所を見つけるのが難しい。小さなレストランでもクレジットカードが使えたので夕食
を逃さずに済んだが。

気候

訪問した8月はブラジルの真冬である。しかし、パンタナールで過ごした大部分は高温多湿であり、
私は毎日洗濯をしていた。しかしそこを離れる頃に急に寒くなり長袖が必要となった。