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    2020. 8. 18 

 

かみたかいわやま・サルギ尾根

上高岩山 (1110 m)

東京・青梅市

JR青梅駅に近い私の家から見える奥多摩の山で一番高いのは大岳山。親指を突き立てたような独特な形をしている。大岳山の手前には日の出山と山頂がふたこぶの麻生山を結ぶ尾根がある。

ある日、灰色の雲が空全体を覆っているとき、どこか雲の切れ目から陽の光が差し込んで大岳山と麻生山の周りを照らし出して、普段とは違う光景が浮かびあがった。大岳山の手前麻生山の尾根の向こう側に二つの頂きが浮かびあがっているのを見つけた。今までは大岳山の山容の一部になってわからなかったのだ。さっそく地図で調べると右の高い方が上高岩山、低い方が高岩山らしい。

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青梅に住み始めて8ヶ月、我が家から見える山にはすべて登ろうと決めてハイキングを繰り返してきた。この二つの峰にも行きたいとずっと思ってきた。

御岳山にはケーブルで登り大岳山に向かう尾根からサルギ尾根を縦走してあきる野市の上養沢に出るコースをとることにした。右の地図の太い赤線のコースである。

このコースならきつい登りは少ないだろう、と見込んだのだ。

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御岳山のケーブル駅を降りると、今レンゲショウマ祭りを実施中という。レンゲショウマは日本特産の1属1種の野草であるという。ケーブル駅のすぐ近くの薄暗い林の中に広大な野生地が広がっていた。

この花を見るのは初めてだ。うす紫で可憐な趣の花である。野生ランに雰囲気が似ていると感じた。

S3レンゲショウマ

御岳神社に向かう道沿いに神代ケヤキがある(右写真)。説明板によれば、樹齢は推定一千年、樹高30m、幹周り8.2mである。

このケヤキの隣にある茶屋の看板に「キレンゲショウマ開花中」とある。黄色のレンゲショウマとは珍しい、と茶屋に頼んで見せてもらった。窓ガラスを開けると、正面のケヤキとの間に黄色の花がつぼみと共に咲いていた。(下写真)

見てきたばかりのレンゲショウマとは花の大きさは似ているが花の構造はずいぶん違うと思った。

帰宅してから、写真を見比べると葉の形も違う。Wikipediaによると、レンゲショウマとは別種であるということだ。

 

 

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神代ケヤキ
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キレンゲショウマ
 
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道を間違えてロックガーデンの難所へ
 
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上高岩山展望台
   

S13上高岩山展望台から

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