最近は、景色の良い整備されたハイキングコースでなく、地理院の地図で破線で示された道を中心に毎回新しいコースを選んで歩いている。山道は、地図に描かれていても現地では無くなっていることもある。ハイカーに出会うことはほとんどない。熊などに遭遇しないか常に気をつけている。孤独な中に快い緊張感を感じながらのウォーキングだ。
今回は、青梅線・石上前駅から谷道を登り、青梅丘陵ハイキングコースの尾根を超えて、吹上峠へのコースを選んだ。吹上峠付近は地図に道が描かれていない。いつも通り林の中の道で、展望もきかないところばかりであった。iPhonen地理院地図を頼りにして歩いたので、要所要所で撮影した写真と地図をまとめてみた。
どの写真も、似たような林の中の山道だが、あらためて見ると、その一瞬一瞬の緊張が思い返される。
1. 石神前駅から林道に入る。ハイキングコース案内図。
2.きれいに整備された林道
3.分岐 今回は右の林道を行く。直進の道もハイキングコースとなっている。
4.分岐。Aの木橋は、尾根への直登道。Bがハイキングコース。写っていないが、左にもうひとつの道Cがあり、それを歩いてみた。
5.Cの道はこの地点で無くなり引き返した。
6.Bのハイキングコース。狭い山道を行く。
7.尾根に出た。右は青梅駅、左は辛垣(からかい)城跡・雷電山。ここを左折。
8.栗平林道終点に出た。Aが尾根からの道。Bは辛垣城跡方面。Cがこれから向かう吹上峠への道。
9.Cの道を出発。
9.送電鉄塔。Aは辛垣山、Bは雷電山、Cは高水山、と思われる。
10.平坦な道が続く。
11.この分岐の道が不明瞭。とにかく登ることに。
12.尾根道に出た。地図にない道だ。
13.標高点の石柱がある。地図の二本の道は識別できなかったが、この尾根道を東に行こう。
14.さらに尾根道を歩いていると、木に「吹上峠」の文字。右手の急峻な斜面を降りることに。
15.平坦な道に出た。
16.地図の分岐あたり。聞修院に降りる道が写真の右手にあるはずだがよくわからない。
17. 314mの標高点に着いた。
18.標高点のすぐ先にある分岐、AとB。Bを進む。
19.地図にない道を進む。
20.道のところどころに赤布の印。
21.地図の小ピークから先の急な坂。
22.坂がさらに急になった。
23.キレットの下は峠道だろう。急な斜面を注意深く降りる。
24.谷底に降りた。昔の吹上峠の道であろう。北東の急坂を登り返すのをやめて峠道を西北方面に進む。

25.地図にない道を進むとフェンスがある。フェンスの下はトンネルの入口のようだ。
26.谷の下に旧峠道。
旧峠道を進むと眼下にトンネルに向かう道。

トンネルへ。
27.吹上隧道
28.柳川交差点の庚申塔。このそばのバス停で青梅駅へ。